どこが「痛みを伴う変化」なんだか。

スポーツ

新井が神妙な顔つきで「痛みを伴う変化」に言及したのが10月5日。以後1週間、生暖かくカープを見つめてきたが、めぼしい変化なるものは、まったくない。まあそれ見たことがとしか言えないのだが、やはり不誠実の極みというべきだろう。

 ちょっと一息

変化らしい変化といえば、育成含め6人に戦力外通告をしたことだろうが、こんなもの単なる新陳代謝だ。それに、通学を受けたメンバーも予想と大幅に外れていない。岡田をリリースしたことくらいだろうが、他球団で輝く余地があるか微妙だから、まあ想定の範囲内である。要するに、「痛み」などない。

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それではなぜここまで目ぼしい動きがないか。もちろんまだポストシーズンゲームを戦っているチームがあるからだろうが、それは理由にならない。それの自チームの論点を踏まえて斬るべきを斬ることの支障にはならないからである。

 ちょっと一息

善意に解釈すれば、斬るべき選手やスタッフの再就職の調整に手間取っているのかもしれない。なんせ今年の論点はいかに過去の実績がある選手と使えないオフェンス担当コーチに引導を渡すかである。然るべき処遇を与えたいのかもしれないが、そんなことやってる場合かと思う。心を砕く方向が違う。

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結局、この球団がさして使えもしない選手とか無能の極みのようなコーチを甘やかし続かてきたことのツケが回ってきているのだ。特権の上に胡座をかいていたものは意地でもそれを手放さないし、やがてわずかな努力でその地位を守ろうとする。今のカープはその負の集大成といっていい。

 ちょっと一息

新井がもし改革者だったら、無慈悲に思えるくらい切り刻んでいくだろう。畢竟それが斬られる者にも残る者にもメリットなのである。しかし、新井は所詮はハジメに首根っこ押さえられた「諸国民の王」にすぎない。結局、ハジメとの調整に時間が取られることになる。そして骨抜きにされる。この負のスパイラルをまた見せられるだけなのだ。

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でも、今年の不始末は、あまりにも大きい。優勝の夢を一瞬で壊した責任は重いのである。その原因がカープ球団にあることも、よほど鈍感かよほどの盲信者でない限り見えているのだ。だから、「変化」を見せるのであれば、よほど本腰を入れてかからないといけないはずだ。

 ちょっと一息

まあ新井くん、やれるものならやってみればいい。多くの善意のファンが泣きわめき、心あるファンですら腰を抜かすほどの「変化」を。私は期待しない。だって、「諸国民の王」は滅びる運命なんだから。その後に出てくるのが、旧体制の申し子か本物の改革者か、それとも「ちびの伍長」かは、知らないが。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    前に触れたけれど、人気商売は批判されなくなったらお仕舞い。アンチがいてナンボ。興行主にとって最悪の状況は、賞賛も批判もされなくなること。言い換えると、無関心に晒されると興行は自然消滅する。そういう意味では、球団・首脳陣・依怙贔屓ロートル選手もどきを批判することは、憎き?オーナーの延命に加担していることになる。

    腐っているエゴイストオーナーに理想論を吹っかけるのは、限りなく妄想に近い。

    あえて、その妄想で来シーズンの開幕オーダーを一考すると・・・
    1.小園(2B)
    2.宗山(SS)
    3.田村(CF)
    4.ルーケン・ベイカー(1B)
    5.山口航輝(RF)
    6.アレックス・ジャクソン(C)
    7.内田(3B)
    8.佐藤(LF)
    9.栗林(P)

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