昼間の暑さはまだまだ厳しいものがあるが、それでも朝晩は少しずつ気温が下がってきているようである。そんな二百十日の夜。玉村はよく踏ん張った。完封こそ次の課題になったが、今日の内容は申し分ない。少なくとも崩れる気配なく淡々と抑えたのが良かった。
オフェンスは、高梨に手こずったところはあるが、こちらも玉村がバットで突破口を開く形になった。これをきっちり返した小園も良かった。バンテリンドームでは少し小園は振れてないなと思ったものだが、ここを修正してきたのは偉い。
試合を決めたのはまたしても矢野になった。ランニング本塁打とはいえ、2試合連続本塁打というのは、バンテリンドームでやらかしたことに下を向かずに真剣に野球やったことに対する野球の神からのご褒美かもしれない。もちろん、矢野はまだまだ攻守に頑張らなければならない立場だから、守りだけではなく打撃でもガツガツとやってほしい。
台風の影響で2試合になったが、それでも2試合きっちり勝ち切ることができたのはよかったと思う。これからは本当にマッチレースか始まる。先に負けたほうが奈落に落ちると言っていくらいの戦いになるだろう。
それだけに、次のカードが問題だ。カープはアウェイベイスターズ戦、そしてジャイアンツは京セラドームと岐阜長良川でスワローズ戦である。ジャイアンツが負けることは考えられないから、最低でも勝ち越しが求められよう。
先日書いたとおり、他球団がジャイアンツ戦に全力入れて戦うとは思わないほうがいい。カープが優勝したければ、意地でも目の前の相手を殲滅していかねばならない。苦手の投手だからという言い訳は通用しない。東克樹だろうが大竹耕太郎だろうが髙橋宏斗だろうが、叩き潰していかねばならないのだ。そう、優勝への道は、偉大なる殲滅戦である。
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コメント
ジャイアンツ様に平気でコケてあげるセリーグ4球団・・・
さらに“ジャンパイア”まで存在するから、直接対決もかなりしんどい。
残り試合が多くてもカープにはイバラの道。
せめてハジメが強打者を補強していてくれたら違ったのに、あのゲスオーナー野郎ときたら・・・(涙)