最後のワンシーンだけ切り取ったら、劇的な決着だったというほかない。ここのところ結果には恵まれていなかったが、実は小園よりも高いOPSを誇る石原の会心の一打が、一番良いところで出た。まさに火力こそすべて、長打力こそすべてと言わざるを得ない。とにかく最高の仕事をした。これを契機に、また打ち始めれば面白い。
しかし、それに至る試合の流れは、退屈極まりなかった。もちろんカープの投手陣の頑張りは賞賛に値するが、だからこそ9回でかたをつけなければならなかった。もちろん相手あることだからそうそううまくいかないにせよ、やはりオフェンスの弱さには涙がちょちょぎれる。この私、今週は超勤続きだったこともあってか、疲労が一気に出て試合中にうつらうつらしていたくらいだ。
これで、本当にエース同士の投手戦だったというなら、まだ分かる。しかし、スワローズは小澤を先発にたて、3回から高橋を投げさせるといういわば奇襲戦法である。これに簡単に転がされていてはいけない。少なくとも小澤は攻め落とす余地はあったはずだ。0-0の投げ合いになる内容ではなかった。昨日に関していえば、いやずっとそうなのだが、オフェンスの弱さが如実に表れているというべきである。
で、どこまで本当かは分からないが、これでもなお新井はオフェンスの強化を拒むらしい。その割にはシャイナーを無理やり昇格させたり、一方でまた上本3番に戻したり、やってることは支離滅裂だ。なにかどちらにも振り切れない理由があるらしい。さすがは「諸国民の王」の面目躍如である。いや、王の後ろには強大な権力があって「院政」を取っているのは間違いないのだが。
まあ、多くのカープファンが盲信している「守り勝つ野球」はハジメの発明品だから、それから新井は自由でないのだろう。いや、案外新井は頑固で狡猾かもしれないから、それを利用しているだけかもしれない。いずれにしても、真っ当なファンにとっては不幸なことだ。なんとかそれを打破しないといけない。
いずれにせよ、今の野球は見ていて面白くない。確かにボールの問題とかもあるのかもしれないが、それにしても打てなすぎる。そもそも火力のないバッター並べてること時点で極めて興醒めだ。「守り勝つ野球」なんて、パワーのないバッター並べて野球やるための悪質なプロパガンダであることに、早く気づこうよね。
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コメント
正捕手は石原でいいのに、見えない力(見え見え)で捕手失格の坂倉や老害會澤翼が厚遇されるハジメのバカープスタメン。
管理人さんが仰られるようにとにかく面白くないハジメのバカープ野球。
時間を取ってでも、お金を払ってでも観たいと思わせないハジメのバカープ運営。
1.(中)久保
2.(右)田村
3.(遊)小園
4.(一)シャイナー ←苦しいけど(汗)
5.(二)佐藤
6.(三)林
7.(左)中村奨成
8.(捕)石原
打ち負け上等!
守り負けハジメのバカープよりよっぽど観たい!