今日は1月25日。当たり前だが来週は2月1日である。すなわちスプリングキャンプが始まるのであって、いよいよポストシーズンからプレシーズンに変わるのだ。本来であれば、この時期独特のわくわく感で気分が高揚するところである。いや、そうでなければならないのだ。ただ、どこにそんなものがあるだろうか。
今日は新井貴浩はじめ首脳陣、球団幹部職員が広島護国神社に必勝祈願に行ったそうである。神頼みに出かけるのはいいのだが、ちゃんとやるべきことやって神の前に出てんのかという気がする。補強もなし、補充すらおぼつかない編成を見せつけられて、これで勝たせてくださいと言っても神も困惑するだろう。むしろこの罰当たりめと言われるのが落ちではないか。
昨年以来のカープの論点、それはオフェンスの弱さだったはずである。しかもその中で西川龍馬が抜けた。なのに、補強をサボった。レイノルズとシャイナーを取ったといえども、一方でマクブルームとデーヴィッドソンがいなくなったわけだから、差し引きゼロに過ぎない。しかもこの二人を超える数字を上げる補償は、なにもないのである。これでどうして優勝できますと言えようか。
それでも、この球団はしつこく「若手の伸びしろ」をいう。まさに組織としての変革を拒否する悪魔のワードなのだが、それに踊らされている哀れなファンが多いことはまことに残念だ。なにが「伸びしろ」だ。非力なチビばっかり喜んで使ってるくせに。バッターボックスに入るだけで目を伏せたくなるバッターが多すぎるんだよ。
それならば、スプリングキャンプでオフェンスが期待できそうな選手を徹底的に鍛え上げればよい。で、今日発表されたキャンプのメンバー発表を見て、なんだかなあと思った。どこまでオフェンス強化を図るつもりなのか、私には理解できない。林や田村、健人、貴浩、久保を一軍組においているのは良いのだが、また例によって奨成を外している。アホかといいたい。
確かに奨成の身から出た錆のような部分もあるのだが、ここで二軍組にしたらまた本人のモチベイションを下げるだけだ。ここはまずは一軍において、徹底的に絞り上げるのが手ではないか。それで駄目なら二軍に送れば良いのだ。これが理解できないようなバカープファンは消えてなくなればよい。なにより、こんな中途半端なことしか出来ないのなら、もう他球団に出すべきだ。それで結果出したら、カープというチームの育成のダメダメさが露呈することになるが、やむをえないではないか。事実なんだから。
その一方で、相も変わらず野間か矢野というオフェンス絶望枠が相も変わらず一軍組だ。そして海のものとも山のものともつかないような原石を帯同させているところである。まったく訳が分からない。よくいえば政策的配慮、悪く言えば当局の依怙贔屓だ。相も変わらず令和も6年になってこんなことやっているようじゃ、お先真っ暗だ。
それともあれかい?ここでうまくいかなかったら、もうひとつの思考停止ワードを繰り出すのかい?そう、「投手を中心に守り勝つ野球」を。
ほんとうに、このままじゃカープは最下位になる。伊達や酔狂で言っているのではなく、そうなるようにそうなるように球団当局が仕向けているのだから。この球団は、また二十余年優勝から遠ざかることすら是としているのだ。それでいいのかい?バカープファンの皆さん。
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コメント
もうすぐプロ野球の年明けですな。
しかしカープはレヴェルの低いセントラルリーグで2位になってしまったことで調子に乗ってしまった感じがあるね。
しかし中村奨成がそんな扱いとはね
あの雑誌社がいらんことしなけりゃ正直競合したドラゴンズか捕手層の薄いライオンズにでもトレードに出せば良かった話なんやけどね。
競合してまで取った奴、使わんのならくれや!って話やけど。
あ、これは誰かの受け売りですわ。
でもその通りやと思ったので書かせていただきました。
「若手の伸びしろ」って言うのは今から結果が出なかったときの言い訳にしか聞こえんね。
の割にはオッサンばっか使うね。
矛盾してまんな。
まあ普通なら最下位かよくてBクラスのトップぐらいやけどセントラルはレヴェルが低いからまた今年もなんやかんやでうまくいきそうやね。
そうなるとまたそれが続く。
そしたらやがてホンマに最下位になるよカープは。ちゃんとやろうぜカープ!