スポーツ

ああヒロシマよ君を泣く。その20

ここ数年、大相撲中継を録画して夜見るようにしている。そこで感じることは、ずいぶん解説者が優しくなったなということだ。北の富士勝昭翁が長期休場している今、音羽山(鶴竜)と高田川(安芸乃島)がピリッと辛いことを言うくらいか。もう一人の専属解説、...
スポーツ

ある鯉党のたはごと2024その1;ある考察

あれは広島アジア大会の最中だったから1994年の8月だったように記憶しているが、某スポーツ紙を喫茶店で取り上げ、その裏一面を見て驚いた。それを飾っていたメインの写真が、沢松奈生子選手のスコートがめくれ上がってアンダースコートが見えていたもの...
スポーツ

大寒の日に暑き夏を想う

今日は二十四節気のひとつ、大寒である。とはいえ季節的にはこれから寒さ改まる候なのであるが、なんとなく春めくものを感じたくなる時節であることも確かだ。睦月も二十日になり、あと十余日でプロ野球のスプリングキャンプ、ひと月でオープン戦だ。そうなる...
つれづれ

また逢う日まで また逢う日まで

昨日一昨日は、疲労で頭の中が真っ白になってしまった。一昨日はそれでも半ば義務感のようなもので認めたが、昨日はまったく書く気になれず、結果すっぽかした。黒田博樹の野球殿堂入りというニュースはあったのだが、記事ひとつ割いて書くほどのこともないだ...
おもひで

29年目の”1.17”

あれから、もう29年も経ったのかと思う。1995年1月17日。このことは、過去何度も書いてきたし、もちろん去年も書いた。どうせ同じことのリピートになるのは分かっているが、それでも書き残しておきたいという思いに駆られるのだ。昔と違って測ったよ...
おもひで

続・昭和は遠くなりにけり

私の感覚からすれば、やはり昭和というのは昭和天皇の崩御がメルクマールになっているところがある。事実、代替わりの前後に昭和を代表する著名人の物故が続いているのである。御代が平成に変わった1989年だけみても手塚治虫、美空ひばり、松下幸之助と続...
おもひで

昭和は遠くなりにけり

このところ大相撲中継は必ず録画して帰宅後見ているのだが、その中で幕内の年長力士、年少力士について触れられていた。最年長はもちろん玉鷲で、あとは碧山、宝富士、佐田の海、妙義龍と続くのだが、実は今の幕内力士の昭和生まれはこの5人だけなのである。...
スポーツ

山川・和田・甲斐野騒動異聞

あくまでよそさんのことではあるが、山川穂高のFA移籍に伴う人的補償選手の指名をめぐる騒動が、混迷を極めている。いや、甲斐野央が指名されたということで解決しているが、なんでこんなことが起こったのかという憶測は、諸説飛び回っているところだ。客観...
つれづれ

昨日の自分と今日の自分

民事訴訟法学の泰斗といえる学者に、三ヶ月章博士がいる。法務大臣を務められていたことで記憶されているかたも多いかもしれない。その三ヶ月博士が、ある書の執筆後の栞で、このように振り返っておられる。ドイツのある大家の言葉を引いて、「支配的な学説か...
つれづれ

元憲法学徒のつぶやき。

だいたい私がここで書く話というのはたいがいどうでもいいことばっかりなのだが、たまには真面目くさって書いてみることとする。こういうことも書けるという存在証明もしておいた方が良いかもしれないし。日本国憲法の第八十二条で、裁判の公開が定められてい...