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紅萌ゆる丘の花 早緑匂う岸の色

私の記憶が正しければ、34年前の今日、1988年12月11日は第3回全統一次模試だったと思う。三大予備校の共通一次模試の最後(実際には年末に大阪北予備校主催の共通一次ファイナルがあった)で、いよいよ決戦だという気持ちが高まった、ような気がする。なんせ昨日も書いたとおり、この時期の記憶は極めて曖昧で途切れ途切れだから、はっきりとしたことがいえないのである。

ところで、私の受験時代は、試験制度自体もカオスだった。1986年度にA日程、B日程が導入により複数大学受験が可能になったのだが、1988年度にはこれに前期日程、後期日程が併用されたのである。もはや今から見ても訳が分からない。しかも京都大学は前後期日程制を導入した一方で、法学部だけ単独でB日程にとどまったから、カオスに輪をかけたのである。そのときの話を書けばそれこそ恨み言でひと記事書けそうだが、非生産的だから書かない。

広島大学受験を決めたのは、共通一次試験直後である。さすがに二度目の受験だから今度は失敗できないということで、当初併願していた大学から志望を大幅に下げたのである。しかし、私にとっては滑り止め以下の扱いだった。本当に、万が一のことを考えただけだったのである。だから、広大受験の時の広島行きは、私にとっては楽しい小旅行だったのである。それだけで終わるはずだった。

それが、来春で通算28年在住してしまうことになる。まあ、今となってはそれが悪いこととは思っていないし、きっと神のお導きだったんだろうと思うことにしている。思えばどれだけ真剣に京都大学法学部に行きたいかということを考えていたかといわれたら、即答できない自分がいる。だから、これでよかったのだろう。かつても書いたことがあるが、確かに京都大学法学部は、信じられないほど頭の切れるのがいる一方で、メンタルをやられて完全に壊れてしまったのがいたのである。自分がそうならなかったという保証は、ない。

でも、最初は辛かった。不合格通知をもらってから新快速で赤穂に戻るまで涙をこらえるのに必死だったし、その後広島に引っ越すまでの記憶はほとんどない。本当に、カープがあったのと、「晴れ時々たかじん」がなぜか広島ホームテレビでネットされていたおかげである。ここでメンタルが切れてしまっていたら、きっと今の私はないと思う。そういう意味では、私はカープには大感謝している。

だからこそ、求めるべき水準が高くなるのだ。今のカープを巡るサークルは、はっきりいって腐っている。みんなそこにカープがあればいい、あるいは今そこにあるカープを愛せと思っていないか。それでは駄目なんだけどね。でも分からないんだろうな、あーあ。

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つれづれ よしなしごと 京都

時はめぐり また冬が来て

我々はもういくつ寝るとお正月としゃれ込めるのであるが、もちろん受験生にとってはそんな悠長なこと言っていられないのである。いうまでもなく年が明けたら過ぎにあの日と同じマークシート、共通テストが行われる。国公立大学受験生にとってはまさに運命の分かれ道となる大事な試験だ。我が娘もなにやら強制受験とかで受けざるを得ないようだが、もちろんすでに合格通知をもらった身であるのでガリガリ勉強しているそぶりはない。私ももう分からなかったら鉛筆転がしてマークシート塗りつぶせといってあるくらいだ。

それにしても、共通テストという代物、本当に不出来な問題ばかりだと思う。問題の中身ではない。共通テストで何を見たいのか、何を測りたいのかまったく分からない問題が多すぎるのではないか。正直、共通一次末期からの迷走がまだ続いているような感じがする。これで英語の「四技能」なんて、何の冗談かと思いたいくらいだ。

私は、1988年1989年と、共通一次試験最後の2年の試験を受けている。それでうまくいかなかったから文句いうわけではないが、どうもこの2年の問題はカオスだったよう気がする。それまではある程度基礎的なところを見ようとしていたのが、何か新しい機軸を打ち出そうとして妙ちきりんになったという気がしてならないのだ。これが政治主導の「改革」のなせる技だったのかどうかは分からないが、その後の迷走のOvertureだったといわざるを得ない。況んや、今の共通テストをや。こんな試験で振り分けられる受験生が哀れでならない。

実は私も、仕事で嫌になるたびにもう一度大学で勉強したいと思うときがある。ほかの大学の法学部か、いっそ他分野に行ってみたいと考えたりもする。しかし、国立大学に行こうとすれば、学士入学の枠がなければ共通テストから受け直さなければいけない。しかし、それは絶対に嫌だ。あんな不出来な試験で振り分けられるのはたまったもんじゃないと思う。いや、そうじゃなくても、あの暗黒の時代の思い出が甦らせられるような気がして、いいもんじゃない。

でも、今だったらもっと真摯に勉強できる気もするんだよね。それに気がつくまでに三十年以上もかかっていたら世話ないし、きっとその場に立ったら「命がけの必死さ」を出せるかどうかは分からないのだが、これが大学受験でうまくいかなかった失敗体験のなせる技なんだろう。だからこそ、我が娘には第一志望の大学に行ってほしかったのである。それほど、後々尾を引くのだ。

私は4年間も東千田にあったキャンパスを歩いたのだが、なぜかほとんどめぼしい記憶がない。逆に院試をパスして改めて時計台を眺め見たときは、亡くなるまで誰よりも合格を願ってくれていた母方の祖母のことを思い出して涙が出そうになった。あるいは予備校時代に受けた入試最終日に会ったクラス担任の顔を思い出して、時の流れを感じたものである。あれから三十余年、もう一度時計台の下で勝負したいと思うのは我が業なのか。

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なんで正隨をリストアップしたかねえ。

何かと話題になっていた「現役ドラフト」だが、当初の予想に反してそれなりの選手が動いたということで一定程度の評価をされているところである。まあ球団側としても、いきなり戦力外候補の見本市になったら批判を浴びかねないということかもしれない。笠原祥太郎や大竹耕太郎、細川成也がリストアップされるというのは、ある意味予想外だった。

そこでカープであるが、案の定正隨優弥だった。これはやっぱり下の下としかいいようがない。既に書いたとおり、今のカープは火力に不安があるのだから、火力を持っている選手をリストアップするなんてあり得ないことだ。まったく何を考えてるのかと思う。現役ドラフト第1回に協賛したのかもしれないが、それならもっとほかの立ち回り方があっただろう。

今回の「現役ドラフト」のリストアップの選定及び選手の指名に、現場の意見がどれほど反映されているかは分からない。しかし、この球団は相も変わらず火力軽視のつまらない野球をやろうとしていることが分かったのが残念だ。もの知らぬ一部自称ファンたちがそれに歓呼の声を上げていることがもっと残念だ。

それにしても正隨、地元で一花咲かせることが叶わなかったことは残念かもしれないが、正直なところカープのカス首脳陣に干されていたことは否めない。それなら、外へ出てカープを見返してやればいいではないか。イーグルスの環境が彼にとっていいかどうかは分からないが、心機一転頑張ってほしい。

そこでカープが獲得したのは戸根千明。京田辺市育ちではあるが高校は石見智翠館高校と準地元である。カープにはいないパワー型のサウスポーで、三振奪取率も高い。ここまで大ブレイクできなかったのはやはりコントロールに難があるからだろうが、むしろ先発で生きるタイプかもしれない。ここは建さんに任せてみたいところだ。

しかし、本当にカープのこういうところでの立ち回り方は下手くそだ。それに、カープのやってることは補強じゃない。補充、いや他球団への施しだ。ほんと、バッカみたい。

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つれづれ よしなしごと

戦いすんで日が暮れて。

何度も書くようだが、今年3月1日からの日にちと曜日の並びは、あの恨めしき1988年と同じである。私自身は現役合格ならずに京都は京都でも駿台京都校とその学生寮との往復という灰色の生活を送り、その間に南海ホークス身売り、福岡移転という苦汁をなめた。ということもあってか、この間の記憶はまったくといっていいほど、ない。日曜日に当たっていた12月25日に大阪北予備校主催の「共通一次ファイナル」を受けに行った帰りに、半ばやけくそで梅田に出た破戒については、だいぶ前に書いた。

そして明けた1989年、1月7日に御代代わりという大変動があった年、またしても本命校の合格ならず、広島に落ち延びた。そのこと自体は決して悪いと思っていないが、第一志望の学校に入れなかったというつらさは、未だに消えない。それだけに、娘が第一志望校に、推薦とはいえ合格したことは、本人のためにもよかったと思うし、親としてもほっとしたのである。私の受験の勝負弱さを引き継がなかっただけでもよしとしたいところだ。

今から思えば、現役の年に早慶関関同立、いや私学を手広く腕試しででも受けていれば、どこかにひっかかったかもしれない。私の時代は指定校推薦はもちろんあったが今で言う総合選抜のような推薦入試はなかったので、一発勝負でなら勝てたのかもしれない。ただ、それも詮無い話だ。親に迷惑をかけたくないという思いから国立一本に絞ってしまった(当時は国立大学の学費は今と比較にならないほど安かった)のだが、それが裏目に出てしまった。

でも、今から思うに、多分私には必死さ、何度も言うようだが「死に物狂いの必死さ」が足らなかったのだろうと思う。それを勝負の神はよく見ておられたのだろう。まあそれに引き換え娘はよく頑張っていた。ペーパーテストの実力なら高3時点の私のほうが上だったと思うし、どう贔屓目に見ても国公立は厳しいし、私立も一般入試に回るとどうかなと思っていたが、よくそこまでにけりを付けたと思う。

これから4年間娘は関西での学生生活を送るが、本当にその点はうらやましい。これは正直なところ、学環境という点では絶対に広島より関西の方がいい。実はそのこともあって私からは京都の大学をまず薦めていたのだが、まあそこから先は本人の選択だからやむを得ない。

さて、まったく話は変わるが、我が家の戦いが終わったこともあって、ようやくゆっくりと外で酒を酌み交わせる機会が持てそうだ。ちょっと忘年会には間に合いそうにはないが、来年年初に大新年会をやりたいと思う。と、いうわけで、興味のある方は、ぜひこちらから御連絡いただきたい。

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サッカー スポーツ つれづれ よしなしごと ラグビー 蹴球世界杯

待宵月がとってもきれいだったので。

先月も書いたようだが、今日も帰宅途上でふと空を見上げたら、非常に月が美しかった。明日は十五夜の満月であるが、この頃の月はやはりあはれに趣深いものである。そして今日は二十四節気のひとつ、大雪。本格的な冬の始まりと新春準備の始まりを告げる候である。いよいよ2022年も押し詰まってきたのかと思う。

そんな今日は、朝は電車の中に手袋を落とすという失態から始まり、昼は例によってくだらぬ仕事に忙殺されてなんともすっきりしない一日を過ごした。そのくだらなさは年末に向けてピークを迎えるところなのであって、考えるだけでぞっとする。大雪にかこつけてそろそろ年始準備を始めたいところであるが、なかなかやる気が起こらぬ。そろそろ年賀状の準備とかしなければならないが、どうも億劫だ。

一昨日、正確に言えば昨日明朝の行状のせいで昨夜は知らぬ間に眠りに落ちてしまったから、件の蹴球世界杯のことなど書くことにもならなかったが、まあ一昨日の記事に追記した以上でも以下でもない。敢えて蛇足ながら付け加えれば、クロアチアにはモドリッチがいたが日本にはそれに比肩しうる選手がいなかったということだろうか。それがライトなファンをたかだか30年続けてきただけの私の感想だ。

それに、やっぱりPKについてはもっと訓練が必要だろう。今年のサンフレッチェが天皇杯決勝の肝心なところで満田誠と川村拓夢、ある意味サンフレッチェ躍進の象徴であったわけだが、彼らが外してしまって敗北し、ルヴァンカップ決勝ではそこまであまり結果が出ていなかったが大舞台経験豊富なピエロス・ソティリウが難なく沈めたことがその証左だろう。南野拓実をくさすわけではないが、今の南野がキッカー一番手というのは、あり得なかったと思う。なら誰がよかったかといわれると辛いものがあるが。

まあ、私にとってはこれからどのチームが勝とうがどうでもいいから、少なくとも寝不足を託つことからは解消されそうだ。これからは、フットボールはフットボールでも楕円形の球、すなわちラグビーのシーズンだ。高校選手権、大学選手権に2年目を迎えたリーグワンと楽しみが増える。ラグビーもJSPORTSでこまめに放送してくれるから、この冬もまたチェックしたいところだ。

ところで、昨年来受験モードであった我が娘に、昨日合格通知が届いた。第一志望だった大学への入学が叶って、ひとまずほっとしている。今後は娘の様子を見ること(ちなみに西宮市民になる)にかこつけて、広島脱出の機会が増えそうだ。長いこと行けなかった京セラドーム大阪や、ラグビーの聖地花園ラグビー場にも行ってみたい。

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サッカー スポーツ つれづれ よしなしごと 蹴球世界杯

国際試合はつらいよ。(後記あり)

蹴球世界杯のノックアウトステージ1回戦、ポイチジャパンの対クロアチア戦は、日本時間12月6日0時にキックオフ。これを書いている今の約3時間後である。

当たり前のことだが、テレビ桟敷で観戦するのにもっとも都合がいいのは19時からせいぜい24時までである。それが叶わなければいっそのこと前の対スペイン戦のように早朝4時からのほうがまだましだ。早寝して早起きすればよいのだから。一番始末に困るのは、実は今回のような時間帯なのである。ずっと起きていればよいのだがそうすれば睡眠時間が削られるし、早寝して起きるという時間帯でもない。かつて駿台で講義を聴いた表三郎師は21:00就寝、1:00起床という超朝型生活を実践されているそうだが、なかなか真似はできぬ。

なので、きっと私は24:00まで起きてそのまま試合を見ることになるだろう。録画しておいて早起きして(それこそ朝4時にでも)見るという手もあるのだが、うっかりスマホに入ってくる速報を見てしまったら無意味に帰するという欠点がある。やはり、ライヴで楽しむならば、そうせざるを得ない。

私はかつて東京勤務時代に、ほとんど毎日終電で帰宅の途につき、だいたい25:00頃に帰宅、風呂に入ったりWEBチェックなどをして就寝2:00頃という生活をしていたことがある。はっきり言って、こんな生活二度としたくないし、だから心身を壊したんだと思うのだが、その頃の記憶を呼び覚ませばよいのかもしれない。でも、本当に嫌だ。だいいちあまり遅く起きるとまず定時の出社に間に合わないし、遅れたらいかなる言辞を弄そうとも絶対に理由はばれる。それだけに、意地でも定時出社したい。明日は所用で早上がりする予定だから余計である。

と、書いていて思いだした。ノックアウトステージは当たり前だが延長戦もPK戦もあり得る。となると、まあ最悪3時終了だ。そうなったらどうするか。思い切って完徹するかな。

だから、ポイチジャパンには、もう意地でも勝ってほしい。中途半端に粘って負けましたというのが一番後々辛いし、やってほしくない。こんなことを言ったら怒られるが、どうせ負けるなら前半に華々しく散ってほしい。そうしたら諦めて眠れるし、奇跡が起こったら喜びも倍加する。

奇しくもクロアチアといえば、ポイチさんを上司と仰いだミカことMihael Mikićの母国である。そして旧ユーゴスラヴィア代表といえばヨーロッパのサッカー強豪国のひとつであったから、生やさしい相手ではなかろう。さあ、どうなるかな。

(後記;12月6日、広島午前3時)

PK戦だけはもはや運だからどうしようもない。けれども、PKのキッカー1番手が南野はねえ。こういうときは今シーズンもっとも当たっている選手か、鬼のようなメンタルの選手じゃないといけない。こういうところが今の日本代表にもっとも欠けているところだと思う。

こんなことを言っても詮無い話だけれども、それこそドーハの世代、カズ、ラモス、井原だったら余裕で沈めていたかもしれないね。今の日本代表に必要なピースは、ホンモノのスタアかもしれない。申し訳ないが、三笘や堂安じゃまだ足らない。4年後へ向けての大きな宿題だろうね。

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晴れ時々pridegreen #139

天使:♪みや、こ、の、せいほーく、わせだーのもりにー、おお、めいじー♬

悪魔:おいおい、校歌が混乱してるやないか。そういえば今日はラグビーの早明戦やったな。昔は往復はがき抽選でないとチケットが取れなかったのに、今年はちらほら空席もあったみたいで、時代も変わったもんや。

天使:やっぱり管理人的にはこれなんでしょ?♬まもれー、まもれ、まもれ、ぼこうのえーいーよー♬

悪魔:そうなんやけどな、肝心のギャングスターズが勝てなくなってしもうて、最後に甲子園ボウルにでたのが1996年やから。なかなか気勢が上がらんのが残念やというてるで。

天使:今や京大と言えば注目は野球部ですしね。今年の秋季は駄目だったけど春季は大健闘したし、育成とはいえプロ入り選手も出したし、分からないものよね。

悪魔:まあ、人生万事塞翁が馬。何がどう転ぶか分からないということでええんやないかな。

天使:話は変わるけど、来週はいよいよ「現役ドラフト」があるそうじゃない。どうなるのかしらね。なんとなくウェットなNPBには合わないような気がするんだけど。

悪魔:同感やな。むしろサッカーにならって期限付き移籍制度を設けた方がええと思うが、その後の契約でもめそうやからあかんかな。なんせNPBは最初の契約金が大きすぎるから。

天使:それこそJリーグみたいに、一軍に何試合出場したら契約を結び直すというシステムにすればいいんじゃない?

悪魔:あかんあかん、そんなことしたらまた裏金の温床になるだけや。かつての「栄養費」問題の裏には、裏金欲しがってるのはむしろアマチュア球界の側だということがある。

天使:結局あれよね、MLBとは契約システムから何から大違いなのに、形だけ猿真似するからおかしなことになるのよね。

悪魔:ファームを独立経営にして一軍に上がるたびに契約を結び直すという形にした方がええんやけどな、まあ無理か。二軍にいようが結果が出せまいが最終的に所属していればOB面できてその後の再就職にも便利などというアブラムシ球団がある以上はな。

天使:あれは駄目よね、2億円の育成契約選手がいるようなチームでしょ?

悪魔:ほんまにそうや、何が球界の盟主なもんか。完全な反社球団や。身の下の不始末をヤクザもんと取引したのが監督やが、まあお似合いやな。

天使:しかし、カープはどうなるのかしらね。てゆーか、どうすればいいのかしら。

悪魔:簡単や。火力のある選手をプロテクトして、足と守りしか芸のない選手を玉にすればええ。そういう選手も一定の需要はあるはずやからな。

天使:自称ファンのおバカさんたちは、やれ正隨くんだとか奨成君だとかいってるけどね。

悪魔:そんなの下の下。ありえへん。そういうこというような輩はくたばってしまえばええ。そもそもカープファンなんて名乗る資格ないで。ふざけるなよな。

天使:本当に、カープファンていつからそんなに堕落したのかしらね。情けないわ。

悪魔:ほんまにな。来年こそはそういう奴らを殲滅したいと管理人は言うてるで。まさに、赤ヘル軍団の栄誉を守らねばいかんからな。(TENSHI and AKUMA will be back soon……)

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醜悪な,あまりにも醜悪なReturns その12

私は今年1月にこのシリーズを引っ張り出したところであるが(詳細はこちら)、そのとき書いたことは、まさにドンピシャリ当たった。まさに今年のカープは、得点力の決定的な不足で敗れ去ったのである。本当に、誠也という打線のコアが抜けたにも拘わらずそれを補強しなかった時点で敗退行為に等しいのである。そんなもの、私には見えていた。見えなかったのは、もの知らぬ自称カープファンのあほうたちである。なんともばかばかしい。

しかし、彼らの面の皮の厚さはもはや釘も刺さらぬ域に達しているようで、いまだに来年のコアに上本や羽月や矢野で務まるかのような言説も見受けられる。よほど、ここで見解を変えることがアホなりに沽券に関わるとでも思っているようだ。これまたまったくばかばかしい。なんでオフェンスの強さを組織として主張することを嫌がるのか、よく分からない。

ようやく来シーズンは、マクブルームを残留させ、新外国人としてデーヴィッドソンを加入させた。しかし、マクブルームはどちらかと言えば中距離ヒッターだし、デーヴィッドソンはもちろん未知数。これが最適解かと言われれば、微妙だ。それだけに、火力の強い選手はキープしておかねばならないし、それを伸ばす指導をしなければならない。しかしながら、前政権ではまさに角を矯めて牛を殺すがごとき指導をして、まさに悉くスポイルしてしまった。ふざけるなというほかない。

本来なら、ファンはそこを厳しく批判すべきである。ところが、今のヒロシマ球界に巣くっている自称ファンたちは、批判どころか歓呼の声を上げている始末だ。挙げ句、「つなぎの野球」だとか「守り勝つ野球」を鸚鵡返しのように叫ぶ。アホか。

だから、なぜか今のカープでは火力自慢の選手は好まれない。奨成、林、正隨、健人、末包、田村。ファンが好まないだけでなく、前政権は全力で彼らを干した。チャンスすらろくに与えられなかった選手もいる。末包の交流戦直前での降格などアホかといわざるを得ないし、結果的に交流戦惨敗の引き金を引いたともいえる。

ところで、来る12月9日にはいわゆる現役ドラフトが行われる。はっきり言ってMLBの「ルール・ファイブ・ドラフト」の真似をするものらしいが、契約システムも球団のあり方も何もかも違いすぎるところを無視して導入して大丈夫かという気はする。その点はおくとして、早くもこれまたもの知らぬ自称ファンのあほうたちは、上記の選手の誰かが放出対象になるだろう、それで誰を獲得すればよいなどと言う無責任な言葉を発している。なんとも情けない。

本当に彼らは、よっぽどカープを弱くしたいらしい。よっぽどカープを駄目にしたいらしい。それを見るに、怒りを覚えずにはいられない。

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サッカー スポーツ つれづれ よしなしごと

歓喜で明けた日のゆふべに。

昨日は21:00に就寝し、4:00からの決戦に備えた。とはいえ若干寝過ごして4:30の目覚めとなったのであって、最初の失点シーンには接していない。でも、まあ前半を見る限りはやっぱりねと思うしかなかったのである。そうそう柳の下にドジョウは何匹もいるまいと。

しかし、起こったのである。堂安の同点ゴールも、三苫の折り返しからの田中碧の勝ち越しゴールも、ほんの一瞬の出来事だった。正直、我が目を疑ったくらいである。試合全体としては攻められる展開が多く、ボールポゼッションの割合は極めて低かったようだが、それでも結果として勝った、ポイチさんが艦長のチームジャパンがArmadaを打ち破った事実は消えない。

これでまた手のひらを返すのが大好きな自称サポーターの御方々は森保讃美に傾くのかもしれないが、私の見方は些か違う、というか予選ラウンド3試合を通じて変わらない。ポイチさんはぶれてもいなければやったことも同じだ。ただ嵌まったか嵌まらなかったかの違いだと思う。だから逆説的ではあるが、スペインだったから、ドイツだったから勝てたという側面はあると思う。プライドの高い彼らが、日本相手に恥も外聞もない戦術をとってくるはずもなく、実際そうではなかった。逆にコスタリカにはそれをやられたが、ポイチさんはまったく打開できなかったことは事実だ。

決勝トーナメントは、そうはいかないと思う。負けたら終わりの闘い、きっとポイチさんの闘いを丸裸にして対策を練られるかもしれぬ。そのときにどの目が出るかは、正直分からない。コスタリカがやったような闘いをされるか、それとも己の優位性を信じてガツガツくるか、それだけでも違うだろう。

それにしても、ポイチさんに横内さん、下田さんとサンフレッチェゆかりのスタッフでこれだけの結果を出したということは、ビッグクラブ信仰の強い、ことに関東の伝統クラブでなければ人に非ずとでも言いたげな自称サポーターの御方々の鼻を明かしたようでなかなか楽しい。こうなったらポイチさんにはぜひ勝てるところまで勝ち上がってもらって、少なくとも岡田武史や西野朗よりは格上だというところを示してもらいたいと思う。

次の試合は5日24:00試合開始、というのはいかにも辛い。試合が終わったら2:00、そこから4時間睡眠でというのは苦しいが、仮病でも使うかな。

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つれづれ よしなしごと

霜月晦日のNachtmusik。

早いもので、明日から12月。先生と呼ばれるような身分ではないがバタバタ走り回る時節になる。それを待っていたかのごとく、今日は昼から冷え込みはじめ、明日から本格的に冷え、明後日から激冷えをするという予報である。まさに、冬の到来と言うべきだろう。

もちろん私も年末大詰めと言うことで歳末と新春のことを考える時期に入った。今年はなんといっても私はブログ独立元年であって、これから弊ブログも見せ方にも拘りたいところであるし、新基軸を打ち出したいところではある。まあどうせ野球の季節になるとそればっかりになるだろうから、今のうちだ。ひさびさに鉄道のネタなど書いているのも、その一環である。

そんな霜月最後の夜。書きたいことはありそでなさそでなのだが、なんともうまくまとまらない。雑ネタでいいかと思えば何やら心の中で書くべきことがあるだろうと主張するし、本腰入れて書くべきネタを見つけても意外と構成したらスカスカだったりして、難しい。なので、居はざっくりと心底どうでもいいことを書いてみたい。

さて、年末年始と言えば我が書斎(自称)のカレンダーだが、2年連続バファローズにしようとしてウェブサイトから見本を見たが、なんとも心が躍らない。昨年は優勝特需ということで買ってみたのだが、日本一になったらさぞやと思ったらそうでもない。日本一になったときにいけしゃあしゃあと宮内が出てきたのが悪かったのかもしれない。じゃあカープはと思ったが、現物を見ても心が躍らない。

ならば3年前に買ってみた競馬ブックカレンダーはと思っても、意外にその気にならない。三六五日サラブレッドを見て過ごすほどのファンではないからだろう。カレンダー部分は充実していて、六曜はもちろん九星まで載っているのだが。久々のサンフレッチェは、2か月1枚というのとカレンダー部分が使いづらいのが難で、いずれにせよまだ決められないのだ。

そこで、二つ折りというマイナスポイントこそあれ、これにしようかと思い始めた。

そこそこの大きささえあれば、二つ折りの難は見えないような気がするが、どうだろう。

ところで、もうこの期に及べば来年のことを言っても鬼は笑わないと思う。久しぶりに、弊ブログのオフ会をやろうかと思っている。従来なら年末に忘年会といきたいところ、何かと今年は年末忙しいので、年始に新年会という形を取ろうかと考えている。まだ具体的なことはなにひとつ決めていないのだが、興味のある方は「お問い合わせフォーム」にその旨連絡いただければと思う。

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