西川が出て行きました、でもこれで人事異動は終わりですでいいわけがない。どうやらハジメ界隈はバカープファンを騙すキラーワード「若手の底上げ」を連呼する体制に入っているようである。しかし、我々は騙されない。こういうときだからこそどんどん積極的な補強の話をしていかねばならない。そうでないと、来年の栄冠なんてあり得ない。
そんな中、まさに昨日今日とでうってつけのニュースが舞い込んできている。ひとつは、ベイスターズ石田健大のFA権行使、そしてもうひとつはジャイアンツ中田翔がオプトアウト条項行使により自由契約選手になったことである。これはまさにうってつけである。是非カープは調査すべきである。もちろん、欠陥商品であれば買う必要はないが、そうでなきゃ実績ある選手がお安く手に入るチャンスなのだ。これをむざむざ逃す手はない。
まず石田健大。先発も中継ぎも出来るサウスポーである。今のカープに、実績でかなう選手はいない。左投手と言えば床田とターリーを別としたら、まともな実績のある選手がいないのである。せっかく森浦がと思ったら佐々岡に潰される始末であり、いずれにせよ人材不足。今のカープの論点を解決するピースになり得る。これを調査しないで、どうするよ。まして広島市南区は仁保の出身、小さい頃からカープファンである。獲得を正当化する物語性だってあるんだよ。
中田翔についてはいうまでもあるまい。正直言って、今のカープに中田翔ほど遠くに飛ばせるバッターが何人居るよ。当たっているときの末包くらいじゃない。主砲候補生はたくさんいても本物の主砲がいない現在、来年35とはいえ、末包や貴浩や田村などが本格化するまでの繋ぎとして、また打撃の手本として置いておくのは決して悪い話ではない。ファーストは今カープは空きなんだしね。
しかも、お値段は安い。石田は現在推定6200万円のCランク。もちろん補償はいらないし、今年残した成績からしたら単年度1億円などと言うインフレーションは起きないだろう。中田?もちろん今年の推定年俸は3億円だが、当然自由契約となったあとの相場は10分の1くらいからのスタートだろう。かなりお安く手に入れることは可能であるとみる。バカープファンが忌避する言葉である「マネーゲーム」とは、もとより無縁なのだ。
もちろん中田翔の場合、常に素行の問題がつきまとう。しかし、素行がなんぼのもんやねん。清く正しく美しくでも結果が出せない選手は一文半の価値もなく、素行が悪くても結果を出した選手はスターたりうるのである(もちろん刑事法を犯したら別だが)。それが理解できない向きは消えてなくなればいい。正直過去の中田翔のトラブルはあまり印象よろしくないが、それを締められる存在がいればいいのだ。いや、ひとりだけいるよ。ダルビッシュ有というのが。少年時代の中田は所詮広島で名を轟かせただけだが、ダルビッシュは全国区だったからね。なんだったら、ダルビッシュも一緒に呼ぶかい?
まあダルビッシュ云々は冗談の域を出ないが、要はお目付役がいればよいのだ。中田も御多分に漏れず子どもの頃は大のカープファンで、特に緒方孝市のファンだったらしい。ならばなんとかなりそうな気がする。あるいは国泰寺中学の大先輩である山崎隆造の力を借りるとか。案外やんちゃが治まるかもしれないよ。これも軽口の域を出ないとしても、いったい中田翔にはファイターズ時代からどれだけ市民球場で打たれてるんやというところだ。広島ではいい仕事するんとちゃうかな。
もちろん、バカープファンには絶対に許せない話だろう。しかし、その理由というのはまことに情緒的なものでしかない。ひとことで言えば、FAに参入して補強すれば自分たちの沽券に関わるのよ、キーッ!だろうか。救いようのない莫迦である。ほんとうに、死ねばいいのに。






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