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つれづれ よしなしごと

霜月晦日のNachtmusik。

早いもので、明日から12月。先生と呼ばれるような身分ではないがバタバタ走り回る時節になる。それを待っていたかのごとく、今日は昼から冷え込みはじめ、明日から本格的に冷え、明後日から激冷えをするという予報である。まさに、冬の到来と言うべきだろう。

もちろん私も年末大詰めと言うことで歳末と新春のことを考える時期に入った。今年はなんといっても私はブログ独立元年であって、これから弊ブログも見せ方にも拘りたいところであるし、新基軸を打ち出したいところではある。まあどうせ野球の季節になるとそればっかりになるだろうから、今のうちだ。ひさびさに鉄道のネタなど書いているのも、その一環である。

そんな霜月最後の夜。書きたいことはありそでなさそでなのだが、なんともうまくまとまらない。雑ネタでいいかと思えば何やら心の中で書くべきことがあるだろうと主張するし、本腰入れて書くべきネタを見つけても意外と構成したらスカスカだったりして、難しい。なので、居はざっくりと心底どうでもいいことを書いてみたい。

さて、年末年始と言えば我が書斎(自称)のカレンダーだが、2年連続バファローズにしようとしてウェブサイトから見本を見たが、なんとも心が躍らない。昨年は優勝特需ということで買ってみたのだが、日本一になったらさぞやと思ったらそうでもない。日本一になったときにいけしゃあしゃあと宮内が出てきたのが悪かったのかもしれない。じゃあカープはと思ったが、現物を見ても心が躍らない。

ならば3年前に買ってみた競馬ブックカレンダーはと思っても、意外にその気にならない。三六五日サラブレッドを見て過ごすほどのファンではないからだろう。カレンダー部分は充実していて、六曜はもちろん九星まで載っているのだが。久々のサンフレッチェは、2か月1枚というのとカレンダー部分が使いづらいのが難で、いずれにせよまだ決められないのだ。

そこで、二つ折りというマイナスポイントこそあれ、これにしようかと思い始めた。

そこそこの大きささえあれば、二つ折りの難は見えないような気がするが、どうだろう。

ところで、もうこの期に及べば来年のことを言っても鬼は笑わないと思う。久しぶりに、弊ブログのオフ会をやろうかと思っている。従来なら年末に忘年会といきたいところ、何かと今年は年末忙しいので、年始に新年会という形を取ろうかと考えている。まだ具体的なことはなにひとつ決めていないのだが、興味のある方は「お問い合わせフォーム」にその旨連絡いただければと思う。

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時刻表復刻版の旅;新幹線前夜

なんかカープとかサッカーの話ばっかりするのも疲れるから、ここらで鉄道の話でもしたい。先日も書いたとおりJTBパブリッシング社の「時刻表復刻版」シリーズを手にして以来、また焼け棒杭に火がついたがごとく鉄道趣味に傾倒している自分がいるのだが、今日は↑を取り上げたい。1964年9月号である。

このシリーズは国鉄の白紙ダイヤ改正などエポックメイキングな号が取り上げられるようなのだが、これはそうではない。しかし、賢明な皆様にはこの号の意味は十分おわかりだろう。翌10月が東海道新幹線の開通である。したがって、新幹線開通前の国鉄の状況を表している号なのである。

東海道新幹線開通前の東海道本線は、まさに優等列車のオンパレードである。東京大阪間の移動は、昼間のビジネス特急「こだま」か伝統の特急「つばめ」「はと」、夜行寝台急行の「銀河」「すばる」「明星」「彗星」「あかつき」「月光」「金星」の七人衆がピンの部類、そこから昼行電車急行や九州方面へ行く長距離急行などがあって、いずれにせよよりどりみどりなのである。

一方で、東京発姫路行きの鈍行夜行客車列車も頑張っている。いや、まだまだ各地に長距離鈍行があった。山陰本線の京都⇔下関・門司間客車鈍行もあるし、上野発東北本線・奥羽本線経由青森行きなんてのもある。いや、全般的に普通列車もまた長い距離を走っていたのであって、今の時代の乗り鉄さんがいたらさぞかし目を輝かせるだろうと思う。

もっとも、列車の設備とかグレードは今の比ではないのであって、客車鈍行は戦前に作られた木製旧型客車だから、よほど我慢強くないと持たないだろう。なんせシートは小さいし、冷房もないしね。私は平成の時代になって夜行に当てられていた165系に乗ったことがあるが、それでも結構眠るには辛かった記憶がある。

もうひとつ、明らかに列車の本数は少ない。これでは短距離の区間利用には非常に不便だ。今だったらお客さんは逃げてしまう。長距離鈍行を削減して短距離のシャトル輸送に特化させる代わりに本数を増やした現在の措置はやっぱり相当だったといわざるを得ないのだ。

まあそれにしても、鈍行乗り継ぎができないようにデッドセクションを作り、無理矢理にでも特急、というか新幹線利用に誘導する今の商法もまたいいとは思えない。働き方改革の流れの中で難しいのかもしれないが、せめて繁忙期には夜行鈍行の復活があってよいだろうとも思うのだ。

でも、今にないものを探して、それに乗ることを妄想するのもまた楽しい。若くて元気な頃だったら東京発姫路行き客車鈍行に根性で乗ってみたかもしれないと思う。

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あーくだらないくだらない。

今日11月23日は、年に一度のヒロシマ球界恥さらしの場が繰り広げられる日である。もちろん十分佐々岡体制で恥という恥をさらしているからもはやどうでもいいかもしれないが、この日の恥さらしは、当事者が面白いと思っているから救われないのである。そう、ファン感謝デーでの来シーズンキャッチフレーズ発表である。

で、今年。「がががががむしゃら」。感想を一言、アホか。以上。

もういい加減、これが他球団のファンからの物笑いの種になっていることに気がつこうよと思う。新井貴浩をフィーチャリングして「がむしゃら」を前面に押し出すのならば、もっとかっこよく見せることができるだろうと思う。それがこのていたらくである。こんなの考えた向きはきっと「おもしろい」「ウケる」と思っているのかもしれないが、こんなのカルト集団の一部ウケに過ぎぬ。ある意味、彼らが人を選別する際の踏み絵になっているのだろう。

と、いうわけで、くだらないことにはかまってられないからこの程度にして、せっかくだから鉄道の話でもしよう。もともと私は時刻表検定1級を持つ正統的な鉄道ファンだが、この病は出ては収まりぶり返しては収まりを繰り返すやっかいなものである。このたびまた焼け棒杭に火がついたのは、こんなものを手にしてしまったからである。

このいわゆる「ゴオ・サン・トオ」改正は、国鉄末期ではあるが最盛期の白紙大改正である。まさに特急時代の幕開けを告げるもので、各線に優等列車が増発されたよき時代のものだ。故宮脇俊三翁の名作「最長片道切符の旅」の舞台となった時刻表でもある。そんなことを書いていくときりがないから、最後に私小説的にまとめると、国鉄の岡山電車区から80系が駆逐されたときにもあたる。もちろん、今は過去帳入りしたローカル線もまだ頑張っている。

残念ながらこのよき時代は2年しか続かず、いわゆる「ゴオ・ゴオ・トオ」改正(1980年10月)で早くも減便の嵐が吹くこととなる。それから国鉄が解体されるまで6年半しかかからなかったわけで、時の流れはまことに早いというほかない。いや、今のJRのサーヴィス低下というか悪化に鑑みたら、まだ私などよき時代の旅行をしてきたのかもしれない。夜行列車にも乗ったし、1997年2月には個室寝台特急にも乗ったしね。

本当にこの勢いだとこのネタで3本は記事が書けそうだし、今日もとめどなく書けそうだが、それをやるとこの本だけで1か月は時間が潰れてしまうのでやめておく。でも、よほどくだらない雑務に追われるより楽しいんだけどね。あまりの楽しさに、もう一冊注文してしまった。NPBもJリーグもないこの端境期を埋めるには、非常によいかもしれない。あ、今日は蹴球世界杯の独日戦があるんだった。

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